« GANTZ | トップページ | ナイト&デイ »

2011年6月16日 (木)

GANTZ: PERFECT ANSWER

 Gpa 

 監督:佐藤信介
 脚本:渡辺雄介
 主演:二宮和也、松山ケンイチ

 前編レビューに引き続き、後編のレビューですshine

 本作品は劇場公開して間もなくシネコンで鑑賞したんですが、女子中高生が5割強という感じで、やはり主演の二人の集客力は凄いものがあるなと感じました。と、本編に関係ないそっちの話はともかく、内容の方を。

 原作ファンとしては前編は結構ツボというか満足できる内容だっただけに、後編にも期待していたんですが、正直……裏切られたなぁという印象ですbearing

 二転三転するストーリー展開そのものは私の好みでした。走行中の電車から叩き出されホームに着地、すぐさま並走して車内に帰還する一連のアクションシーンや剣戟の描写など、日本映画にしてはかなり頑張ったアクションにも、不満はありません。や、強いて言えばGANTZスーツで壁から壁へ跳んだりしている時の衝撃というか"手応え"が全く画面から伝わってこない空気みたいな感じは不満と言えば不満なんですがsweat01

 ですが、その辺りのプラス要素を覆してしまう圧倒的なマイナス要素――結局GANTZは何だったのsign02

 映画は映画、原作は原作です。映画は単品でしっかりと完結すべきで、謎を残すべきではない。にも関わらず謎を放置したまま、やや無理矢理にエンディングに繋げるやり口は、「逃げたな」というがっかり感を抱きましたdash

 ん~、こういう消化不良なラストにするのであれば、原作準拠で「アカシックレコード云々~」とか、適当に注釈入れておけばいいのに。

 本作のサブタイトルである「PERFECT ANSWER」も、つまるところは「玄野=GANTZ化」。そのオチ自体に文句をつけるつもりはありませんが、私の場合は「……セカイ系?」という印象を抱いてしまい、感動はできませんでした。ラスト、遊園地で多恵ちゃんが観覧車を見たときに表示されるあの電光掲示板のメッセージ、良く考えなくてもホラーですし。クスっとしてしまったcatface

 言うまでもなく「GANTZ」という素材は悪くありませんし、二宮和也、松山ケンイチをはじめ俳優陣にも文句はありません。ただ、下手に大風呂敷を広げてしまい、畳み損ねてしまったような印象は拭えず。下手に拘らずにもっと単純で分かりやすいストーリーを、映像美でしっかりと魅せていけば、もっと言うと最後は普通にみんなで笑って大団円というオチでも良かったんじゃないかと思います。一言、惜しい作品でした。

 とはいえ、ファンならば一見の価値は十分にあると思いますよwink

 満足度:3star_5

 人気ブログランキングへ←レビューが参考になったらクリックをお願いします

« GANTZ | トップページ | ナイト&デイ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576576/51927416

この記事へのトラックバック一覧です: GANTZ: PERFECT ANSWER:

» GANTZ: PERFECT ANSWER [LOVE Cinemas 調布]
奥浩哉の人気コミックを実写映画化した『GANTZ』2部作の後編。ガンツに呼び出され“星人”と戦う玄野たちの前に新に現れる強敵それは…。主演は引き続き『大奥』の二宮和也と『ノルウェイの森』の松山ケンイチ。共演に吉高由里子、山田孝之、田口トモロヲ、伊藤歩。監督も同じく『ホッタラケの島』の佐藤信介が務める。先の読めないオリジナルストーリーの結末は…?... [続きを読む]

« GANTZ | トップページ | ナイト&デイ »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のコメント

無料ブログはココログ